ディスポーザブルのロンググローブの特徴は?メリット・デメリットを解説

ディスポーザブルのロンググローブの特徴は?メリット・デメリットを解説

ディスポーザブルグローブは、衛生管理や作業の効率化を目的に、食品業界や介護、清掃など幅広い現場で使用されています。その中でも、ディスポーザブルのロンググローブは、手首だけでなく腕の一部まで覆えるため、高い保護性能を求める方に適しています。

本記事では、ディスポーザブルのロンググローブの特徴や素材ごとの違い、メリット・デメリットを詳しく解説し、用途に応じた選び方のポイントも紹介します。最適なグローブ選びの参考にしてください。

ディスポーザブルグローブとは?

ディスポーザブルグローブとは、使い捨てを前提とした手袋のことです。正式には「ディスポーザブル(Disposable)グローブ」と呼ばれ、食品産業や介護、清掃業などのさまざまな現場で、衛生管理や安全性向上の目的で使用されています。

ディスポーザブルグローブの種類

ディスポーザブルグローブには、パウダー付きとパウダーフリーの2種類があります。

パウダー付きグローブ

パウダー付きグローブには、トウモロコシデンプンの粉が施されており、グローブの着脱をスムーズにする役割があります。しかし、人によっては乾燥やかゆみが生じることがあり、病原体や微生物が付着すると空気中に飛散し、感染リスクが高まることが懸念されています。

パウダーフリーグローブ

パウダーフリーグローブは、塩素処理やポリマー加工を施すことにより、着脱がしやすくなっています。装着感はパウダー付きとほぼ変わらず、現在はパウダーフリーのグローブが主流となっています。

パウダーによる健康リスクを軽減するため、厚生労働省は「パウダーが付いていない医療用手袋への供給切替えを促します」と2016年12月に発表いたしました。ハッピーハンズでは、2016年のこの発表以降、パウダーフリーのグローブのみを販売しています。

ディスポーザブルグローブの素材

ディスポーザブルグローブの素材には、ラテックスやニトリルゴムを始めとして、さまざまな種類があります。ここでは、ディスポーザブルグローブの素材について解説していきます。

ラテックスグローブ

ラテックスグローブは、天然ゴムを原料とし、高い伸縮性を持つのが特徴です。グリップ力にも優れ、滑りやすい素材でもしっかりと掴めるため、作業の安定性を高められます。

グリップなしのラテックスグローブを使用したい場合は、二重塩素処理が施されたタイプを選ぶとよいでしょう。ただし、天然ゴムに含まれる成分がラテックスアレルギーの原因となるため、ラテックスアレルギーのある方は注意が必要です。

ニトリルグローブ

ニトリルグローブは、「合成ゴム」または「人工ゴム」を原料としたグローブです。ラテックスアレルギーの原因となる天然ゴム由来のたんぱく質を含まないため、ラテックスアレルギーを引き起こす心配がありません。

ニトリルグローブは伸縮性があり、突き刺しや引き裂きに対する耐久性も高く、洗剤や薬品に対する耐性にも優れているため、さまざまな用途で使用されています。

ポリエチレングローブ

ポリエチレングローブは、手軽に使用できるディスポーザブルグローブで、食品業界をはじめさまざまな分野で広く利用されています。

簡単に着脱できるため、食品の盛り付けや短時間の軽作業、頻繁に手袋を交換する必要がある作業に適しています。ただし、伸縮性が低く破れやすいため、細かい作業には向いていません。

プラスチックグローブ

プラスチックグローブは、ビニールグローブやPVCグローブとも呼ばれ、汎用性が高く清掃や軽作業などに適しています。また、耐油性にも優れており、作業環境に応じて活用できます。

ただし、プラスチックを柔らかくするための可塑剤(かそざい)が含まれていることがあるため、使用する際はその特性を理解して選ぶことが大切です。

TPEグローブ

TPEグローブは、プラスチックグローブやポリエチレングローブの特性をバランスよく備えたグローブです。油・薬剤・洗剤に対する耐性があり、さまざまな作業に活用できます。

ディスポーザブルのロンググローブとは?

ディスポーザブルのロンググローブは、手首よりも長く、腕の一部まで覆うことができるグローブのことです。一般的なディスポーザブルグローブは、手首までの長さが主流ですが、あえてロングタイプを選ぶメリットが気になる方も多いのではないでしょうか。  

ここでは、ディスポーザブルのロンググローブの主なメリットを3つ紹介します。どの種類を選ぶべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。 

肌を保護できる範囲が広い

ディスポーザブルのロンググローブは、手首よりも高い位置まで覆えるため、肌の露出を抑えられるのが特徴です。

メーカーや種類によっては肘下までカバーできるものもあり、肌を広範囲で保護できるため、薬品や汚れから皮膚を守りたい方に適しています。また、傷のある部分を覆うことで、刺激を軽減する効果も期待できます。

広範囲の汚染を防止できる

汚物を扱う作業では、ディスポーザブルのロンググローブが便利です。肘に近い部分まで覆うことができるため、肌を広範囲に保護でき、汚れや汚染物質の付着を防ぎやすくなります。

また、ディスポーザブルグローブは使用後にそのまま廃棄できるため、汚染物質の拡散を防ぎたい場合にも適しています。正しい方法で着脱すれば、グローブに付着した汚れごと包み込みながら処分できるため、清潔な環境を維持しやすくなります。

水仕事を快適に行える

手首丈の一般的なグローブでは、作業中に手首部分から水が入り込みやすく、内部が濡れて不快に感じることがあります。一方、ディスポーザブルのロンググローブを使用すれば、手首からの水の侵入を防ぎやすくなり、快適に水仕事をこなせます。

ただし、ロングタイプでも長さには違いがあるため、用途に合ったサイズを選ぶことが重要です。購入前に商品の詳細を確認し、最適な長さのものを選びましょう。

ディスポーザブルのロンググローブの選び方

ディスポーザブルのロンググローブを選ぶ際は、サイズ・長さ・パウダーの有無・加工・厚み・カラー・枚数など、いくつかのポイントを押さえることが大切です。

自分に合ったグローブを選ぶために、以下の項目を確認しましょう。

サイズ・長さ

デディスポーザブルのロンググローブは、メーカーによってサイズが異なるため、全長・手のひら幅・中指の長さを確認し、自分の手に合ったものを選びましょう。また、どの範囲まで保護したいかを明確にして選ぶことも重要です。

一般的な手首丈のグローブは約24cmですが、より広範囲をカバーできる肘下までのタイプ(約29cm)や、さらに長い60cmのものもあります。どの範囲まで保護したいのかを考慮し、用途に合った長さを選ぶことが大切です。

ハッピーハンズでは、肘までの長さの29cmロンググローブをご用意しております。また、すべてのグローブのサンプルを用意いたしております。お気軽にお問合せください。

パウダーの有無

先述したように、ディスポーザブルグローブには、パウダー付きとパウダーフリーの2種類があります。パウダー付きはグローブの着脱をスムーズにするため、頻繁に交換する場合に便利です。

しかし、パウダーが肌に付着すると乾燥やかゆみを引き起こすことがあり、アレルギーの原因になる可能性もあります。厚生労働省でもパウダーフリーグローブの使用が推奨されており、食品や医療現場などで広く使われています。

粉が付着するのを避けたい場合は、ポリマーコーティングや塩素処理が施されたパウダーフリータイプがおすすめです。ハッピーハンズのニトリルグローブは、全てパウダー無しです。

加工の有無

作業のしやすさを考慮し、さまざまな加工が施されたグローブもあります。滑り止め加工が施されているものは、物をしっかりと握りやすく、細かい作業や濡れたものを扱う作業に向いています。逆に滑り止め加工がない、さらさらとしたグローブもあり作業に適したグローブ選びが可能です。

また、表面に細かな凹凸をつけたエンボス加工が施されているものは、汚れや水滴が落ちやすく、清潔に使用しやすいのが特徴です。特に内側にもエンボス加工が施されているタイプは、肌との密着を軽減し、汗によるベタつきを防ぐため、長時間の作業でも快適に使えます。

厚み

グローブの厚さは使用感に大きく影響します。指先の感覚を重視する場合は薄手タイプが適しており、細かい作業や繊細な動きが必要な場面で活躍します。標準的な厚みのレギュラータイプは、多用途で使いやすく、バランスの取れた選択肢です。

耐久性やしっかりとしたホールド感を求める場合は、厚手タイプを選ぶと安心です。水を扱う作業や重い物を持つ場面では、安定した作業が可能になります。

グローブの厚みはハッピーハンズのカタログではMサイズを基準にした1枚の厚さから厚みを「厚手」「レギュラータイプ」「薄手」の3段階に分けています。またカタログには、指先の厚さを数値で記載しております。

色(カラー)

ディスポーザブルグローブを選ぶ際は、用途に適したカラーを選ぶことも重要です。ブルーは視認性が高く、異物混入防止に役立つため、食品業界でよく使用されています。

また、清潔感を重視する場合や衛生管理が求められる現場では、ホワイトやクリーム色がおすすめです。一方で、ブラックは汚れが目立ちにくいため、見た目を気にせず使いたい場面に適しており、厨房や美容関連の作業など、スタイリッシュな印象を保ちたい場合にも選ばれます。

枚数

使用する頻度に応じて、適切な入枚数のパッケージを選びましょう。頻繁にグローブを交換する場合は、大容量パックを選ぶと便利です。一方、使用頻度が少ない場合は、必要な分だけ揃えられる少量入りのセットが適しています。

また、保管スペースも考慮することが大切です。大容量パックは収納場所を圧迫する可能性があるため、使用環境に応じて適切なサイズを選びましょう。事前にサンプルを取り寄せて使用感をみてから購入するようにしましょう。ハッピーハンズでは、すべてのグローブのサンプルを用意いたしております。お気軽にお問合せください。

用途に合ったディスポーザブルのロンググローブを選ぼう

ディスポーザブルのロンググローブは、肌の保護範囲が広く、汚染防止や水仕事の快適性向上に役立ちます。特に、汚物や薬品を扱う作業や長時間の水作業では、通常の手首丈のグローブよりも優れた保護力を発揮します。

素材ごとの特性を理解し、パウダーの有無や厚み、カラーを考慮して、作業環境に適したディスポーザブルのロンググローブを選びましょう。

グローブの商品一覧はこちら

【グローブの商品一覧】をご確認いただく方へ

グローブ商品一覧の上部にて「ラテックス」「ニトリル」など商品を絞って調べられるリンクがありますので、ぜひご活用ください。

また、サイト内ではグローブの1ページ目の写真にて素材の記載があります。写真左上に四角いアイコンで「ラテックス(紫のアイコン)」「ニトリル(グリーンのアイコン)」と表記しておりますのでご参考になさってください。